ダンス・ボーカルグループ「THE RAMPAGE」の新曲で「SOLDIER LOVE」の振付がナチス・ドイツを想起
させるなどとして批判が殺到しました。
所属事務所のLDHは2023年12月25日に、公式ウェブサイトに声明文を掲載し謝罪しています。
今回は、この振付を行った方はどんな方なのか調査してみました。
RANPAGE(ランページ)のSOLDIER LOVEが炎上した経緯
まずは、炎上してしまった経緯をまとめました。
問題となっているのは、12月にデジタル配信した新曲「SOLDIER LOVE」。
12月22日放送の「ミュージックステーション」に出演、パフォーマンスを披露して
インターネット上で炎上しました。
炎上理由
歌詞に「上書きする地図」「Far eastの地から神風(しんぷう)吹き荒れたなら」という表現があり、
「軍国主義的だ」「太平洋戦争の旧日本軍の方針を想起させる」などの批判が殺到。
パフォーマンスで振付が、右手を斜め前方に捧げるナチス式の敬礼に似た振付があったため。
ナチスとは
アドルフ・ヒトラーは、1933年1月にドイツの首相となった後、またたく間にドイツを一党独裁国家にして、ナチスの政策を実行するために必要な警察権力を組織しました。ヒトラーは内閣を説得して非常事態を宣言させ、出版、言論、結社の自由を含む個人の自由を奪いました。個人のプライバシーの権利は失われ、それは官憲が令状なしで人々の郵便を検閲し、電話を傍聴し、家宅捜索を行うことができることを意味しました。
ヒトラーは目的を達成するために恐怖政治にも頼りました。何万人もの無職の若者が給与、仲間意識、格好の良い制服に魅せられて、茶色のシャツと皮のロングブーツに身を包み、ナチスの突撃隊(シュタームアップタイルンク)の仲間入りをしました。SAと呼ばれたこの予備警察隊は、街に出てナチス政権に反対する人々に対して暴行や殺人を行いました。SAはその恐怖だけでナチスを支持しなかった他のドイツ人を沈黙させました。
引用:ホロコースト辞典
炎上している原因の振付【動画】
【坂道ニュース】
— てれパンデモニウム (@trpndmnum) December 25, 2023
LDH所属のTHE RAMPAGEがMステで披露したパフォーマンスが、ナチス・ドイツを強く想起させるとして批判され、公式に謝罪することになりました。歌詞も「神風」がどうのと軍国主義を匂わせており、言い逃れできない内容です。
彼らは7年前のあの事件を覚えてなかったのでしょうか? pic.twitter.com/OqyEVZuKSO
RANPAGE(ランページ)のSOLDIER LOVEの振付師はMINAMI!どんな人?
及川 南さんという方が振付を担当されたことが判明しました。
本人インスタグラム
- 名前 及川南(おいかわ みなみ)
- 生年月日 1999年4月23日(2023年現在24歳)
- 出身 北海道
- 身長 162cm
- 幼少期よりダンスを始める
- 2010年よりFedancestud本部にてオールジャンルを学び様々な文化芸術・ダンスシーンにて活動
- 第1期MOST/SP卒業生
- HIPHOPを中心にオールジャンル踊れることが武器
- 全国大会優勝経験あり
- 有名アーティストのMV出演
- 有名アーティストのバックダンサーとしても活躍
現在は日本初のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」のKADOKAWA DREAMSのメンバーとして活躍中。
5月からスタートした‘AI DREAM TOUR‘のメインダンサーとして指名され全国ツアーにて参加中。
DREAM COME TRUE/AI/翼/サザンオールスターズ などにダンサー出演されています。
本人インスタグラム
すごい経歴の持ち主の方ですね。
今回は、世間が指摘しているような意図があっての振付だったのかは、わかりませんでしたが、
問題になっている振付を違う振付に変更されるようですので、それを楽しみにしています!
ランページの炎上した曲の作詞作曲家についてはこちらの記事をお読みください。
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